ジャストザベリーズ社情報局
コロナウィルスレポート
アメリカ医師会ジャーナルの紹介と
アメリカ現地スタッフによる情報を発信しています。

アメリカレポート

アメリカ政府によると、4月7日現在の米国内COVID-19(コロナウィルス)の感染数は399,667人で死者は12,878人に上り死亡率は3.2%になりました。また、ニューヨーク州の死者数は4,758人で死亡者率は3.6%であり、ニューヨークは大変なコロナ猛威に襲われています。カリフォルニア州の死者数は319人で2.3%の死亡率ですが、今週がその数が増大するか否かの大きな山場になると考えられています。弊社本社のあるロスアンゼルス市を含むロサンゼルス郡では、コロナ感染者は4月7日現在で6,910人、死者は169名となり2.5%の死亡率です。市民は今まで経験したことがない大統領命令の“Stay Home Order”に戸惑いましたが、今はコロナウイルスとの戦いと腰をすえて取り組み始めました。市街は静まり返っていて、高く青い空の空気が極端に綺麗になった大都市ロサンゼルスの静寂さは逆に奇異に感じます。必需品を求めて買い物をするには、各々が2メートル間隔で並ぶ殺伐とした現実には、まさに他人はコロナウイルスの媒介者でないかという恐れと、真剣にこの猛威を振るうコロナウイルスと戦う姿勢を市民全体が持ち始めたように思います。

中国レポート

JAMA(アメリカ医師会ジャーナル)によると、中国政府の発表は中国全体での2月11日までのコロナ陽性感染者は72,314名であり、10歳までは1%、11歳から19歳までが1%と低く、30歳から79歳までが全体の89%であり、80歳以上は3%です。軽症患者は全体の81%を占め、重症者14%、重篤者5%となっています。感染死亡者は総感染者の1.4%であります。中国の医療関係従事者の感染率は2.4%ですが医療関係者の死者は5名のみでした。武漢市が封鎖された2月23日から一週間の3月1日までをピークとして3月2日より感染者数が下火になりました。4月7日現在で総感染者数81,802名であり、死者数は3,333人と報告されています。感染者の死亡者率は4.1%になります。報告書から全感染者の30%が心臓疾患、糖尿病、高血圧、癌等の合併症を持ち、敗血症、呼吸不全、多臓器不全等を併発して重篤な感染者となっています。

しかし、類似症状で肺炎等になった人、コロナと確認されないで死亡した人等の不確定要素があるので実際はもっと多くの人が感染し死に至ったケースもあると見られ、将来に詳しい検証がなされると米国医師会ジャーナルは追記しています。

イタリアレポート

4月6日発表のアメリカで権威ある米国医師会ジャーナル(JAMA)がイタリア北部ボンバルディア地方で、突如発生したコロナウイルス感染者と死者増大の詳細リポート(2月20日から3月18日)を発表しましたのでご報告します。ちなみにイタリアでは2月20日にコロナウイルスに感染した患者は4名のみで、死者は0でしたが25日後の3月18日には35,713人に増大感染し、2,978名の感染者が死亡しています。実に3月28日まででのICUでの死亡者は405名でしたのでその他の2,573名は一般の病院や自宅で亡くなったことがわかります。イタリア政府の発表による今日現在4月7日の総感染者数は135,586名になり新コロナウイルスの凄まじい感染拡大の猛威はSARSコロナやMARSコロナの感染率と比べ物になりません。なんと3月28日から今日4月7日現在までの3週間未満での死者は17,127人に達しまして、非常に高い死亡者率『12.6%』を示しています。

イタリアが3月18日に全感染者35,713人のうち、呼吸サポートを必要とされる急性低酸性呼吸不全の重症者の一部であるICU(集中治療室)に収容された1,591人の患者の詳細レポートによると、そのうちの1,400人(88%)はチューブによる気管挿管(気道を確保するために気管チューブを気管内に挿入すること)やIV(点滴性脈注射)での重篤患者であり、175人(11%)は重症患者で人工呼吸器(NIV)によって治療を受けました。結果、3月18日現在でウイルス感染者の1,591名のICU治療者の26%の405名の『多くが老人』が死に至っています。呼吸不全でICUに入院した1,591名の82%は男性でありました。年齢は14歳から91歳でしたが63歳が平均年齢であったことは高齢者が多く363名は71歳以上でした。

又JAMAリポートの重要なポイントはイタリア全土で発症から、3月18日までの27日間に呼吸不全でICUに入院した1,591名の68%が合併症を併発していると報じています。その合併患者の多い病気の第一は高血圧患者で509名で、全体の49%の感染者に当たります。その次は心疾患で223名『21%』、3番目に高い合併症は高コレステロール血症の188名『18%』の患者です。驚くことに他の42名の重症患者のみが慢性閉塞性肺疾患-COPD(主に長期の喫煙や有毒なガスや微粒子の吸入である大気汚染が原因として起こる肺の慢性的な炎症性疾患であり「肺の生活習慣病」)でありました。なぜ、全ICU重症入院者の70%が高血圧、心疾患、高コレストロール血症を伴った合併症患者が急激に重度肺疾患の発症へと進行したかという事実は、まさに人間の肺上皮細胞にACE2(アンジオテンシン変換酵素II)の受容体が発現及び増加し、コロナウイルスの浸入を増大させ、好中球エステラーゼの増大により、多臓器不全、敗血症等を併発して一気に重篤な症状に陥ると報告しています。

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